日々の出来事で気づいた事のコメントです |
建設業界の話題
スマートハウス標準化
積水化学工業、セキスイハイム、が来年の新築からスマートハウスを標準とするらしい、平成23年12月14日 日経新聞ヨリ。 太陽光の付いた住宅をあれだけ広告してたから、大手メーカーとしては最初にスマートハウスを販売するとは思ってたけど、 全宅標準化 + 一部セキスイハイムが金額負担。 相当本気だな~ 標準設備として ・ 5KW相当の太陽光パネルの設置 ・ 蓄電池の設置(詳細不明) ・ エコキュート で、国の補助金やらなんやらを活用し 実質 住宅価格+200万円くらいらしい。 う~ん。 スマートハウス、スマートグリッド等々 決して否定はしないけど、 政府も業界団体もすこしやり過ぎな気がするね。 |
断熱材義務化
平成 23年 11月 1日 日経新聞より 政府は2020年までに、新築工事の断熱材設置義務化を決定する中間報告を提出した。 断熱材の義務化は当然の話だと思う。 その基準がどうなるのかが今後の楽しみ。 ただ、先の大震災のを前後して、断熱材が極端に不足し、 海外からの輸入品を使用したケースも多々あった。 輸入商品の性能は高い。 ただ、日本の規格と違うため、 ある程度設計者判断によるところが大きい。 また、性能評価が必要な住宅、長期優良住宅、公共物等 では、正直使えない。 その辺のところも政府として柔軟に対応して欲しい。 |
建設業界の将来 1
日経新聞の記事より ・ 国内建設業者数 498,000社 ・ 資本金1千万円以下の業者 全体の60% ・ 建設発注高 ピーク時の半分。ただし業者数そんなに減少していない。 よって、政府の政策として 中小・零細建設業者を 地方金融機関が旗振り役として M&A および、 別の事業へ転換することを推奨し、 業者数を減らして行く。 これに先立ち、政府は 金融機関、特に地銀に資料提出等を求める。 どのように解釈すれば、良いのだろう? |
フラット35S 中古住宅版
中古住宅でもフラット35が使用出来るようになりそうだ。 いろんな制度が住宅産業の活性化につながるのであれば、何でもokだと思う。 ただ、新築のフラット35の基準を 中古住宅に当てはめると、 評価の仕方がすごく難しいと思う。 絶対条件として ・ オリジナルの図面がある ・ 改築したら、その図面がある ・ 現況躯体の状況 ・ 現況防水状況 の調査をどうやって、どの程度まで行うのか。 これに尽きると思う。 第3者機関・民間業者の活用と政府・自治体の方は言われるだろう。 それなら、住宅瑕疵保険の手数料の様に 手数料を確定し、資格を持った業者に仕事を振るシステムすれば、 建築士の救済になると思う。 |
工事入札
入札に行ってきました。 最近入札の透明性の観点から 今までは不要だった 内訳書等の添付が必要になりました。 これ自体は良いことだと思います。 ただ、問題は落札価格です。 たとえ、落札率が以前より上がったと言っても、 当初の事業の予算組みが正当な金額でなければ、 正当な入札とは言えない気がします。 落札率・入札率が異様に高いのは談合の証。として 市民オンブズマンの皆さんが 騒いでいたけど、それは結構過去の話です。 最近はみなさん正当に入札されています。 見積書を作成するために 各工事の見積を取るわけですが、 それを集計して工事価格を割り出し 経費率(国交省基準)を計算すると 確実に予算超過になる。(後日、当入札をホームページ上の予定価格と落札価格から検証) ここでいろんな疑問が出てくる。 1) どうしても落札したい工事が有る場合、 経費率を基準の下限より落として入札しても問題ないのだろうか? 何のために下限を決めているんだろうか? 2) かりに経費率を守った場合、本体工事を下げる必要があるが、 これも、結構限界がある 企業努力だけでは・・・ 以前、原価(部材費+賃金)計算してみたら、最低労働賃金以下なんてことも ちょっと、笑えないね。 3) まあ、いろいろあるけど、 みんながhappyはシステムを作って欲しいね。 |
日本の山・木
土砂災害・鉄砲水の原因は植林が原因ということが言われて久しい。 なんで、植林したのか これは、その当時の政策の読み間違い。 ただ、将来、子孫に向けて日銭が稼げるわけでない植林を進んで行った 当時の日本人はすごいと思う。 最近、そのカラミがあるのかないのか、 多くの木造建築物・木材量の仕様に 県産材使用の指定増えてる気がする。 また、県産材を一定量利用したリフォーム・新築工事には補助金が出たり、 各種優遇もある。 これも良いことだと思う。 最近山に入って思ったことだけど、 少し前に作られて、土砂等に埋もれている 砂防堰堤 の上部に雑木を植林していく事業を 行ったら面白いと思う。 もしくは、アメリカみたいにあまり効果を果たさなくダムを撤去するみたいに 砂防堰堤を撤去する工事を発注し、 受注業者はそのあとに雑木等を植林させたら良いと思う。 |
電気の時代なのか?!
・スマートグリッド ・蓄電池 ・自然エネルギー ・自動車会社と住宅メーカーのコラボ これらを総合すると、この先住宅業界の進む道は自然と見えてくる。 つまり、 より高性能な自然エネルギーが発電できるシステムを開発し、 より有効にエネルギーを蓄える大容量蓄電池が販売され、 それらの生産に必要なレア系素材が必要になる、もしくは それに変わる技術を持った会社が成長する。 |
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